さてこのお祭りはどんなお祭りなんでしょうか。
奉献礼儀(ほうけんれいぎ)では、司祭・輔祭が祭服を完装して、聖体機密で用いられる聖餅(聖パン、プロスフォラ)とぶどう酒が用意される。奉献礼儀の成立はやや遅く、元来は聖体礼儀の一部ではなかったと考えられている。
奉献礼儀は至聖所で行われる。司祭は入堂し、聖所で着衣式を行う。そのあと至聖所に入り、奉献礼儀がはじまる。 大きな教会では、その間に聖所でこれと平行して時課が行われるのが普通である。主日の場合、聖体礼儀前の時課は第6時課まで、平日の場合は晩課までを行うことが出来る。 神品が司祭一人の教会では、啓蒙礼儀の前に行なわれている痛悔機密を時課と並び行ない、奉献礼儀はその前に済ませておく。
また主教祈祷の際は、主教入堂式・着衣式が、奉献礼儀と並行して行われることが多い。
啓蒙礼儀
啓蒙礼儀(けいもうれいぎ)では、信徒や啓蒙者(洗礼志願者)への教義の教えが主眼であり、使徒経・福音経の誦読はここで行われる。
啓蒙礼儀は、輔祭の呼びかけ(君や、祝讃せよ)とそれに呼応する司祭の祝讃(父と子と聖神の国は崇め讃めらる、今もいつも世々に)によって始まる。
連祷とアンティフォン等の祈祷を繰り返した後、小聖入が行われ、福音経(ハリストスの象り)が至聖所から聖所へ持ち出される。小聖入は本来、福音経を聖堂に運び入れ、信者が共に入堂するものであったと考えられている。小聖入のあと、その日のトロパリ、聖三祝文、ポロキメンが歌われ、使徒経および福音経の誦読を行う。使徒経や福音経の誦読箇所は、教会暦によって定められている。
なお、ポロキメンから使徒経の誦読のときに、日本以外の教会では座るとこがある。対して日本正教会の習慣では、啓蒙礼儀の間中、立つことが普通である。福音経の誦読は輔祭が行い、このときは立つことができるものはみな起立する。
教会によっては福音経の朗読のあとに説教が行われる(そうでない教会では信者の礼儀のなかで説教が行われることが多い)。
福音経の朗読のあと、ふたたび連祷を行い、啓蒙者のための祈願でありかつ退席を促す「啓蒙者の連祷」へと到る。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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